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羊毛フェルトでルームシューズの作り方

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ニードルフェルトの目次

はじめに

秋や冬の季節は足もとも冷えやすいものです。そんな時に重宝するのが「ルームシューズ」。温かい素材である羊毛フェルトを使っても可愛くてぬくもりあるルームシューズが作れます。少し時間がかかり、難易度は上がりますが、仕上げたの達成感は大きいです。初心者の方でも作れる羊毛フェルトのルームシューズの作り方をご紹介したいと思います。

準備するもの

お好みの色の羊毛フェルト180g~200gくらい(片足約90g)、石鹸水、お湯、型紙(牛乳パックや下敷きなど、水に強ければ何でもOK)、はさみ、大きめのボウルなどの入れ物、ビニール手袋(なければビニール袋でも可)、布

作り方

①最初に型紙を作ります。牛乳パックなどに自分の足を置き、大きさを把握したら丸く囲むように、型をとっていきます。この時実際の足の大きさより3cm~6cm程度大きめにします。

②羊毛フェルトを手で柔らかくほぐしていきます。

③ほぐした羊毛フェルトを適度な長さにちぎり、型紙の上にまずは横向きに羊毛フェルトを並べていきます。そしたらその上から今度は縦向きに同じ量、羊毛フェルトを重ねていきます。

④乗せ終わったら、広めのボウルかそこが平らになった入れ物に③を型紙ごと置き、上から布をかけ、その上から石鹸水を全体に均等にかけていきます。石鹸水は触れる程度のお湯に石鹸を適量まぜたものです。

⑤手で④をギュッギュッと押しながら羊毛フェルトにしっかり水分を含ませます。

⑥布をとり、⑤をひっくり返したら型紙を包み込むようにして、羊毛フェルトを内側にギャザーを作るような感覚で折っていきます。

⑦④同様に裏面にもほぐした羊毛フェルトを横に並べていき、その上から今度は縦向きに2段目の羊毛フェルトを乗せていきます。

⑧また布をかけて上から石鹸水を全体に円を描くようにかけていきます。

⑨そこまでできたら更に羊毛フェルトを横向き、縦向きと段ごとに向きを変えながら今度は7段くらい重ねていきます。

⑩その上に布をかけ、多めの石鹸水を中まで浸透するようにかけていきます。手で押して均等に石鹸水をなじませます。

⑪布をとり、慎重にひっくり返して、⑥のように内側に羊毛フェルトを折って、型紙に沿ってギャザーを作っていきます。

⑫こちらの面も7段程度、横向き縦向き交互に羊毛フェルトを重ねていき、布をかけて石鹸水をかけて浸透させます。

⑬手にビニール手袋をつけて、⑫を優しくこすっていきます。全体的にまとまってくるまで続けます。

⑭くるくると巻いてしばらく置きます。

⑮次に足を入れる部分に切り込みを入れます。真ん中より下の位置を切るのがポイントです。中の型紙を切らないように気を付けます。

⑯中から型紙だけ取り出し⑭のようにクルクル巻いたり、こすったり、いろんな方向に曲げたりする工程を20分~30分程度続けます。

⑰切り込みを入れた部分から手を入れ、足を入れる部分を立体にしていきます。山を作るような感覚で。

⑱フェルト化してまとまったらぬるま湯か水で洗い流し、洗濯機で脱水して十分に乾かしたら完成です。

⑲お好みで模様やワンポイントをつけても可愛いです。

まとめ

時間と根気は必要ですが、自分で手を掛けて作ったルームシューズは格別です。ぜひ自分のお好みのカラーで世界に一つのルームシューズを作ってみてください。冬も温かく過ごせそうです。

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