ニードルフェルトの目次
近年、クリスマスに続き日本でも大人気の季節イベント“ハロウィン”。仮装したりハロウィン料理を作ったり、イベントに参加して過ごす方もいらっしゃるのではなでしょうか。
ハンドメイドをされる方は、ハロウィンの飾りやグッズを作るのも楽しみのひとつです。
羊毛フェルトでも比較的簡単にハロウィンのオーナメント飾りを作ることができます。今からでも間に合う、短時間作ることができる「ジャック・オ・ランタン」(かぼちゃのおばけ)の作り方をご紹介させて頂きます。材料は手芸店や１００円均一でも気軽に購入できます。
ハロウィンは毎年１０月３１日に行われます。今や仮装をしたり世界的なイベントですが、もともとの起源はケルト人が発祥と言われています。悪霊などを追い払うため、秋の収穫を祝う行事だったようです。今ではみなさんご存知の通り、かぼちゃをくりぬいて顔を描いた「ジャック・オ・ランタン」などを作ったり、子供たちが「トリック・オア・トリート」とお菓子をもらうためにオバケや魔女に仮装、変身して家を廻ったりと、私たちも気軽に楽しめるイベントへと変化していったようです。
羊毛フェルト(オレンジ・緑・黒)、フェルティングニードル、フェルティングマット、指サック(なくても大丈夫)
①オレンジの羊毛フェルトを適量手に取り、よくほぐします。
②手で丸めてある程度形を作ってからフェルティングニードルで全方向からまんべんなく刺していきます。
③羊毛フェルトを足していきながら、少しつぶれた丸のような形に刺し固めていきます。この時柔らかすぎないように注意しながらある程度の固さになるまで続けます。
④かぼちゃの上部になる部分ｎくぼみを作っていきます。均等になるように真ん中から対曲線状に何本か引いた後に線を刺し固めるようにくぼみを作ります。
⑤次は側面にかぼちゃのくぼみ線をつけていきます。かぼちゃらしくするために一番重要な工程です。まずは軽く刺しながら同じ幅になるように、線を付けていきます。
⑥⑤で線を付けた部分に上からさらに深く刺してくぼみをつけていきあす。くっきりくぼみがわかるように刺すのがポイントです。
⑦かぼちゃのヘタをつけます。緑の羊毛フェルトを少量手に取り、指にニードルが刺さらないように注意しながら短く太めの棒状のかたちを作ります。固めにつくったへたの先端はやわらかい部分も残しておき、そのやわらかい部分を⑥の上部に刺すようにしてつなげます。すぐに取れてしまわないようにしっかり合わせます。
⑧目は黒の羊毛フェルトを少量とり、かぼちゃの側面に慎重に刺していきます。この時顔にする面のくぼみを少しさして平らに近づけるとより目を作りやすいです。目は三角でも丸でも星でも自分のお好みで作ってください。両方の目をつけます。
⑨最後に口を付けます。目同様に黒い羊毛フェルトを使います。ギザギザ模様を付けていきます。
⑩羊毛フェルトで目や口を作るのが難しい場合は、フェルトシートでも代用可能です。フェルトシートを目と口の形に切り、間に羊毛フェルトを挟んで、ニードルで刺してつけるだけです。初心者の方はコチラの方法が簡単かもしれません。
このように羊毛フェルトで簡単にハロウィンのオーナメントを作ることができます。ぜひ羊毛フェルトを使ってハロウィンを楽しんでみてはいかがでしょうか。
