お部屋に羊毛で出来たインコを飾ってみませんか?
インコのそのカラフルな色で部屋を彩ることもできますし、温かみを感じることもできます。
グラデーションを使ったデザインや、簡単に出来る小さな卵型のものまであるので、自分のレベルに合わせて作ってみましょう。
早速インコの作り方をご紹介します。
ニードルフェルトの目次
フェルティング用ニードル
フェルティング用マット
羊毛(白、黄緑、緑、薄い黄色、黄色、水色、ダークグレー)
ソリッドアイ
モール(白)
はさみ
目打ち
手芸用ボンド
黄緑色の羊毛を棒状に丸めながら刺して固め、首からしっぽにかけて成形してください。
インコの姿勢は好みで決めて構いませんが、ここでは胸の部分のふくらみをあまり作らず、すっと真っすぐ立って胸を張らせるように形を作ってみましょう。
しっぽの先は広げず、細くすぼめておきます。
お腹の下あたりにあとから足を付けるので、羊毛を少し足してうっすら腿の部分を作っておきます。
しっぽの付け根あたりから包むように、薄く取ったダークグレーの羊毛を刺しつけて色を変えます。
緑色の羊毛を使ってお腹の横の部分を覆うくらいの大きさの羽を刺し固めます。
丸みや角度を付けたい個所で羊毛を畳み込みながら刺すと形が作りやすいです。
羽の表面にはダークグレーの羊毛を使って線の模様を入れておいてください。
できたら胴体の首のやや下あたりに刺して留めます。
薄い黄色い羊毛を丸めながら刺し固めて頭を作ります。
首とつながる部分の羊毛は柔らかいままにして残しておきます。
サイズは体に対して頭でっかちにならない様に加減して決めてください。
頬の部分にはあとから羊毛を少量足してふくらみを付けます。
くちばしがつく部分はニードルを使って少しへこませておきます。
黄色い羊毛をしずくの形に刺し固めて、くちばしを作ります。
くちばしは、丸みを帯びている方を上にして、インコの頭に対して直角ではなく垂らすように付けてください。
水色の羊毛を少量取って、くちばしの付け根の上を覆って鼻をつけます。
顔のデザインにこだわる人は目打ちも使って堀や鼻の穴も付けましょう。
目打ちを使ってインコの目の位置に穴を開けます。
出来たらソリッドアイの根元にボンドを付けて、目の穴に差し込んでください。
白い羊毛をごく細いこより状にして、目の周りを縁取ります。
・顔の模様を付ける
顔のバランスを見て、頬の部分には水色の線の模様を入れてください。
モールを一本ねじり、足の骨組みを作ります。
つま先は前に2本、後ろに2本つけ、骨組みの周りに白い羊毛を薄く巻き付け刺して固めてください。
あとから胴体に刺すので、モールの上まで羊毛を巻き切らない様に気を付けましょう。
胴体に頭を刺して留め、不自然な形にならない様にニードルの先端で整えてください。
頭が付いたら目打ちを使って足を付ける位置に穴を開け、作った足を差し込みます。
差し込み口が緩くなり過ぎた場合、羊毛を使って隙間を埋めます。
各パーツを付け終えたらインコの完成です。
インコは小さな卵の形に顔とくちばしをつければ、デフォルメキャラクターとしても再現できます。
こちらであればすぐにたくさん作れて数をそろえやすいですし、様々な色を使って作ることで一気に華ぐのがいいですね。
その場合はアクセサリーパーツを使ってピアスやブローチにするのがおすすめです。
楽しんで作ってみましょう。