ニードルフェルトの目次
日本の昔からの伝統的な一大行事、お正月。年の初めの縁起のいいイベントです。鏡餅を飾ったり、角松を飾ったり、熊手を飾ったりとお正月に飾るグッズは家庭ごとに様々だと思います。縁起が良くなるような、お正月にぴったりのリースの作り方をご紹介いたします。
羊毛フェルト(赤、緑、白、黄色、黄緑)、ワイヤー、グル―ガン、はさみ、水引、フェルティングマット、フェルティンニードル。
①フェルティングマットの上で、赤と白の羊毛フェルトでフェルトボールを作っていきます。まず赤の羊毛フェルトを長めにちぎり、クルクルと巻いていき、フェルティングニードルでチクチク刺して丸い形を作ります。全方向から均等に刺していくと綺麗な丸になります。
②先ほどと同じ工程で赤のフェルトボールを約10個、白のフェルトボールを約10個作っていきます。
③赤白合わせて20個作ったら、ワイヤーを長めに切り、そこにフェルトボールを一つずつ刺していきます。赤白交互に刺していくときれいな仕上がりになります。
④全部さし終えたら、ワイヤーをリース上に丸くなるよう曲げます。両端のワイヤーをねじって止めたら余分な部分はカットします。
①赤い羊毛フェルトで梅の花の形になるようにフェルティングニードルで刺していきます。側面もしっかり刺すときれいにくっきり花の形に仕上がります。
②赤い羊毛フェルトで作った花の中心から、黄色の羊毛フェルトで対角線上に、花びらの数だけ模様を入れます。
③同じ工程で2つ同じものを作ります。
①次は緑の羊毛フェルトを使って3つの盛り上がりのある松を作っていきます。先ほどの梅の時と同じように、側面もしっかりニードル刺すのがポイントです。
②緑の松の上から黄色の羊毛フェルトで盛り上がり部分にあわせて三本、たてにライン模様をニードルで刺して入れていきます。
③同じ工程でこちらも2つ作ります。
①竹は緑の羊毛フェルトを細長い棒状になるようにニードルで刺して形を作っていきます。3本長さが違うものを作ります。
②3本の棒状の上部分にきみどりの羊毛フェルトを使い竹の模様を入れていきます。
③完成した3本の竹を並べて、ニードルで刺してくっつけます。
水引はもう形になって販売されているものもありますし、100円均一で色のついた細いワイヤーのようなもので作っても代用できます。その場合、赤とシルバーのものを準備し、適度な長さに切り、ボールペンに巻き付けて跡を付け、水引の形に整えれば完成です。
①フェルトボールのリースの土台にグル―ガンを使って松竹梅それぞれのパーツを取り付けていきます。グル―ガンはホームセンターや100円均一でも購入できます。
②松竹梅の順にバランス良く並べて位置を決めてからしっかりグル―ガンで固定します。
③最後にいちばん上の部分に水引をグル―ガンで取り付けたら完成です。
このようにお正月飾りは羊毛フェルトで簡単に作ることができます。家族で一緒に作っても楽しそうです。また松竹梅と、とても縁起がいいのでお友達や親戚におくりものとして作ってあげても喜ばれそうです。