スヌーピーのモデルとしても知られているビーグル。人気な犬種のひとつです。そんな可愛らしいビーグルをニードルフェルトで作ってみたので、作り方などをまとめてみました。ビーグルを作りたいと思っている方の参考になれば嬉しいです。
ニードルフェルトの目次
まず羊毛フェルトで作り始める前に、ビーグルの外観、骨格を理解しましょう。ビーグル犬は、大きな真ん丸の目と長く垂れた耳、上にピンと立ったしっぽが最大の特徴です。また小柄ながら筋肉質で引き締まったボディもそのひとつです。被毛の色は、トライカラー、レモンカラー、ホワイト&レッドなど。白、黒、タン、赤、レモンなどが組み合わさった毛色の子が多いです。
羊毛フェルト、ニードルわたわた、さし目、さし鼻、フェルティングニードル、フェルティングニードル用マット、木工用ボンド、目打ち、ワイヤーなど
①ニードルわたわたで土台の顔となる丸をきれいに作っていく。全方向から均等に刺していくと上手くまとまります。
②マズル部分もニードルわたわたで作ります。ビーグルの写真を見ながらちょうど良い長さに作り、①と合わせていきます。
③目と鼻を置きたい部分に目打ちでそれぞれ穴を開け、さし目、さし鼻に木工用ボンドをつけて取り付けます。この時位置によって顔が大分変わるのでバランスを注意しながら慎重に行います。
④頭のてっぺんや頬などにニードルわたわたを足して形をより近づけていきます。
⑤耳を大きめに羊毛フェルトで作ります。大きさと形が重要です。④に取り付けましょう。
⑥ビーグルの被毛の模様を見ながら羊毛フェルトを上から刺していきます。耳の付け根にもしっかり刺します。
⑦下顎部分を羊毛フェルトで作り合わせます。
⑧目の周りのアイライン、口の縁取りを黒の羊毛フェルトでつけたら顔の完成です。
①胴体部分をニードルわたわたで作っていきます。あまり細くならないようにするのがポイントです。
②前足部分は細めのワイヤーにニードルわたわたを巻き付けるようにして刺し固めます。ビーグルの脚はしっかりして太めなのが特徴なので貧弱にならないようにします。その上から羊毛フェルトで被毛のカラーで覆うように上から刺していきます。
③後ろ足も②同様に太めに、ワイヤーに巻き付け刺していき、上から羊毛フェルトで色を付けます。
④①の胴体の後ろ足を付ける部分に、ニードルわたわたで太もものふくらみをつけます。
⑤前足、後ろ足をそれぞれ刺しながら繋ぎあわせていきます。この時取り付ける部分にニードルわたわたを足しながら行うと、より簡単に接着させることができます。
⑥胴体全体を肉付けしながら形を整えていき、上から羊毛フェルトで被毛の模様、色をつけていきます。
①ビーグルのしっぽはまっすぐにピンと立っているのが特徴なので、しっかり固めに刺します。羊毛フェルトを細く手でまとめたら、ニードルでいつもより多めに固く刺していきます。しっぽの先は尖らせるような感じにするのがポイントです。
②胴体のお尻の上部分に①のしっぽをつなげます。上向きに立てるようにするとよりリアルなビーグル犬ができます。
③最後にお好みで足の線を輪郭付けたり、肉球をつければ完成です。