一概にフェルトといってもいろいろな種類があります。種類ごとに見ていきましょう。
羊毛をわた状にしているものです。まとまりやすく、ニードルを軽く刺すだけで良いです。マスコットのベース作りに使います。
アクリル100%のもので、ニードルフェルト用として開発されたもの素材です。繊維が絡みやすく、比較的きれいにまとめられるので初心者にはオススメです。アクリル100%なので洗浄能力が高く、掃除用品を作るのに最適です。動物の顔などのかわいいたわし等を作ります。
メリノウール100%の素材で、細く長い繊維が特徴です。手の先の爪を作ったり、模様を書いたりと、細かなパーツなどを作るのに向いています。
繊維は短めで、粗めの風合いがあるナチュラルカラーの素材です。動物のマスコットなどを作るときに、ベースにかぶせ体の表面にしたり、縞模様を目立たせたりと重宝します。
同色系統のメリノウール数色をミックスしている素材です。ミックス素材のため、単色では表現しにくい動物マスコットの毛並みや皮膚を作るのに最適です。
同色系統だが微妙に違う数色をブレンドして、深い色彩にしている素材です。ベースに使ったり、配色に使ったりといろいろ使えます。
ニードルを使うとカールしてモコモコする素材です。羊やアルパカなどモコモコした動物のマスコットを作るのに適しています。
羊の毛そのもののカールが残っている素材です。ニードルを使うと小さな凸凹ができるので、おむすびのご飯粒などを表現するのにぴったりです。
フェルト材料の用途について見てきましたので、ここからは基本の道具について見ていきます。
羊毛を針の先端のギザギザでフェルト化させるニードルフェルト専用の針です。大まかな部分をつくるレギュラータイプと細かい部分に最適な極細タイプがあります。また、極細タイプをさらに針を細かくした仕上用のものもあります。
2本のニードルがホルダーにセットされています。1本のものより早く羊毛をフェルト化させることができます。
ニードルを羊毛に刺すときに針先を守ります。別売りのマットカバーを使えば、マットが長持ちします。
透明なドーム状のカプセルが白目になり中に黒目が入っているものです。ユーモラス感のあるマスコットの目に使います。
スチロール製のアイです。色は黒一色です。かわいい動物やマスコットの目に使います。
スチロール製のアイです。色は瞳と瞳孔で分かれています。少しリアルな動物やマスコットの目に使います。